Windows 10 Office のエラー(MSVCP140_ATOMIC_WAIT.dllが見つからない)を解消する






突然、Windows 10で以下のようなエラーが発生するようになった。

protocolhandler.exe - システムエラー
MSVCP140_ATOMIC_WAIT.dllが見つからないため、コードの実行を続行できません。
プログラムを再インストールすると、この問題が解消する可能性があります。

発生するタイミングは、Teamsチャットで送付されたExcel・Word・Powerpointファイルを
ダウンロードせずに開こうとした時、
SharePoint上に保存されたExcel・Word・Powerpointファイルへのショートカットを使って
ファイルを開こうとした時など。

つまり、Office以外のアプリケーションを経由して、Officeのファイルを開こうとした場合に、
エラーが発生しているよう。

原因は不明だが、私の場合は以下の方法で解消した。

[スタート] --> [設定] --> [アプリ]

右ペインで、[Microsoft 365 Apps for enterprise -ja-jp]をクリック

[変更]をクリック

[Microsoft 365 と Office プログラムをどのように修正しますか?]ウィンドウで、

[オンライン修復]を選択 --> [修復]

完了まで2時間程度かかりました。

20%〜50%ぐらいまでは、かなり進捗が遅く心配になりますが、
そこを超えると、一気に進捗して完了しました。

また、内部的にOfficeの再インストールが実行されますので、
修復中は一時的に、Officeがアンインストールされた状態になります。



(参考)
私が[修復]を実行した環境はプロキシ経由でインターネットにアクセスする環境で、
[修復]実行時に以下のエラーが発生しました。

オンライン修復にはインターネット接続が必要ですが、接続されていないようです。
オフラインでクイック修正を行うか、接続してからもう一度オンライン修正をお試しください。

エラーコード:30134-9(12011)

コマンドプロンプトを管理者権限で実行して、以下のコマンドを実行することで、
オンライン修復が実行できました。

> netsh winhttp import proxy source=ie