VMware Server に Windows Vista Business をインストールする方法は次の通り。
VMware Server のバージョンは 1.0.5 を使用。
まずは、Vista インストール用の Virtual Machine を次の内容で作成する。
[ File ] --> [ New ] --> [ Virtual Machine ] Virtual machine configuration : Typical Guest operating system : Microsoft Windows Version : Windows Vista (experimental) Disk size : 7.5 GB 以上 ( 8 GB では後々きついので 9 GB がおすすめ )
Vista のインストール CD のディスク 1 をドライブに挿入して、
上で作成した Virtual Machine を起動する。
ここからは Vista のインストール。
インストールする言語 : 日本語 時刻と通過の形式 : 日本語(日本) キーボードまたは入力方式 : Microsoft IME キーボードの種類 : 日本語キーボード (106/109 キー) [ 次へ ] をクリック。
[ 今すぐインストール ] をクリック。
マイクロソフト ソフトウェア ライセンス条項 [ 条項に同意します ] にチェックを入れて [ 次へ ] をクリック。
アップグレード ファイル、設定、およびプログラムを保持し、Windows をアップグレードし ます。アップグレードする前に必ずファイルをバックアップしてください。 カスタム(詳細) 新しく Windows をインストールしたり、Windows のインストール場所を選択 したり、ディスクやパーティションへ変更を加えたりできます。 このオプションを使うとファイル、設定、およびプログラムは保持されません 。 [ カスタム(詳細) ] をクリック。
インストールするディスクの確認 そのまま [ 次へ ] をクリック。
インストールが開始し、順次ディスク 2 から 4 が求められる。
ディスク 4 までコピーが終わると再度ディスク 1 を挿入する。
管理者アカウントの作成 ユーザ名 : 任意に入力 パスワード : 任意に入力
コンピュータ名の入力 コンピュータ名 : 任意に入力
自動更新の設定 推奨設定を使用します 重要な更新プログラムや推奨の更新プログラムをインストールしたり、 インターネットの閲覧をより安全にしたり、 オンラインで問題の解決案を確認したりします。 重要な更新プログラムのみインストールします Windows 用のセキュリティの更新プログラムおよびその他の重要な更新プロ グラムのみインストールします 後で確認します 選択されるまで、このコンピュータに問題が残る可能性があります [ 後で確認します ] をクリック。
時刻と日付の設定の確認 タイムゾーン : (GMT+9:00) 大阪、札幌、東京 [ 次へ ] をクリック。
ありがとうございます [ 開始 ] をクリック。
これで Vista のインストールは完了。
しかし、ログインしてデバイスマネージャを確認してみると、
イーサネットコントローラが認識されていない。
そこで WindowsXP のバーチャルマシンがどのような認識になっているかを
確認すると、「AMD PCNET Family PCI Ethernet Adapter」 となっている。
そこで、AMD のサイトからドライバをダウンロードする。
AMD
[ Drivers ] --> [ PCNet Family ] --> [ Windows Drivers ]
[ NDIS5 Driver for Microsoft Windows Server 2003, Windows XP, Windows 2000, Windows
   ME and Windows 98 - 60 KB, Version 4.5.1 ] をダウンロードする。
ダウンロードしたファイルを FD を使って Vista のバーチャルマシンへコピーする。
コピーしてきたファイルを展開して、できたファイルを任意の場所に移動して
ドライバの更新で指定する。
デバイスマネージャで [ イーサネットコントローラ ] を右クリックする。 [ ドライバソフトウェアの更新 ] をクリックする。
自動的に更新されてドライバソフトウェアを更新します コンピュータとインターネットでデバイス用の最新のドライバソフトウェア を検索します コンピュータを参照してドライバソフトウェアを検索します ドライバソフトウェアを手動で検索してインストールします [ コンピュータを参照してドライバソフトウェアを検索します ] をクリック
ドライバソフトウェアの検索場所指定 [ 展開したフォルダを指定 ] [ 次へ ] をクリック。
ドライバには Vista 対応とは書いていなかったが、
これでイーサネットコントローラが認識されて普通に使用できるようになった。
Vista のライセンス認証も問題無く実行できる。
全ての機能を検証したわけではないが、
今のところイーサネットコントローラ以外は問題ないようだ。