sendmailで送信失敗の通知タイミングを設定する




sendmailではメールを送信あるいは転送する際に、
何らかの理由により送信できなかった場合、
いったんキューに保存しておいて、
ある一定間隔で再送を試みる。

ある一定の期間送信できないと
メールの送信者に
「ある一定の期間再送を試みたが送信できなかった」旨を知らせるメールを送信する。

送信に失敗したメールの通知タイミングは、ver8.13.7のデフォルトでは4時間後。
メールの送信に失敗してから再送を繰り返して4時間後も送信できないとメールで通知する。
その後は、送信に失敗したメールの保持期間まで再送を繰り返すだけで
さらに4時間後は通知はしない。

sendmailで送信失敗の通知タイミングを設定する方法は次の通り。

sendmail.mcにて以下を追記。
define(`confTO_QUEUEWARN', `1h')dnl

後は、sendmail.cfを作り直して、sendmailを再起動して設定反映。

この設定によって、送信に失敗したメールの通知タイミングを1時間後にすることができる。

また、この設定によって、sendmail.cfでは以下が変更される。
O Timeout.queuerewarn=4h
   ↓
O Timeout.queuewarn=1h