sendmailで送信できなかったメールの保持期間を設定する




sendmailではメールを送信あるいは転送する際に、
何らかの理由により送信できなかった場合、
いったんキューに保存しておいて、
ある一定間隔で再送を試みる。

この再送は、メールが送信できるまで送信し続けるわけではない。

ある一定の保持期間が過ぎると
メールの送信者に「送信できなかった」旨を知らせるメールを送信して
送信できなかったメールは破棄する。

送信に失敗したメールの保持期間は、ver8.13.7のデフォルトでは5日。

sendmailで保持期間を設定する方法は次の通り。

sendmail.mcにて以下を追記。
define(`confTO_QUEUERETURN', `2d')dnl

後は、sendmail.cfを作り直して、sendmailを再起動して設定反映。

この設定によって、送信に失敗したメールの保持期間を2日にすることができる。

また、この設定によって、sendmail.cfでは以下が変更される。
O Timeout.queuereturn=5d
   ↓
O Timeout.queuereturn=2d