sendmail が Listen （待ち受け）する IP アドレスを変更する方法は次の通り。

デフォルトでは、127.0.0.1 の 25 ポートで Listen するようになっている。
このままでは、外部から sendmail にアクセスできない。

DAEMON_OPTIONS(`Port=smtp,Addr=127.0.0.1, NameMTA')dnl

この sendmail.cf で sendmai lが起動した状態で netstat を使って
sendmail が Listen している IP アドレスを確認してみると次のようになっている。

RedHat の場合

# netstat -an Proto Recv-Q Send-Q Local Address Foreign Address State tcp 0 0 127.0.0.1:25 0.0.0.0:* LISTEN

例えば、sendmail が 1.1.1.1 で Listen するように変更するには、
次のように sendmail.mc に記述して sendmail.cf を作成する必要がある。

DAEMON_OPTIONS(`Port=smtp,Addr=1.1.1.1, NameMTA')dnl

この sendmail.cf で sendmai lが起動した状態で netstat を使って
sendmail が Listen している IP アドレスを確認してみると次のようになっている。

RedHat の場合

# netstat -an Proto Recv-Q Send-Q Local Address Foreign Address State tcp 0 0 1.1.1.1:25 0.0.0.0:* LISTEN

また、sendmail.mc にこの記述をせず（コメントアウト）に sendmail.cf を作成した場合、
sendmail はホスト上の全ての IP アドレスで Listen するようになる。