Thunderbird がメール本文を自動修正する





↓で確認した通り、メールボックスのメールの区切りは非常に単純。

POP サーバにメールを直接書き込む

ここで問題になるのが、
本文中にメールの区切りとなる文字列「From 送信元 Sat Feb 10 10:10:10 2007」が
含まれていた場合である。

From 送信元  Sat Feb 10 10:10:10 2007
From: 受信側に見せたい送信元
To: 受信側に見せたい送信先
Subject: 受信側に見せたい件名
空行
From 送信元  Sat Feb 10 10:10:10 2007
test by admin
bye bye
空行

これでは 1 つのメールなのに、区切り以降が別のメールであると認識されてしまう。

そこで、Thunderbird では次のように本文を自動的に修正して回避する。

From 送信元  Sat Feb 10 10:10:10 2007
From: 受信側に見せたい送信元
To: 受信側に見せたい送信先
Subject: 受信側に見せたい件名
空行
>From 送信元  Sat Feb 10 10:10:10 2007
test by admin
bye bye
空行

こうすることで POP サーバ側で本文の内容と区切り文字を混同することはなくなる。