RedHatのデフォルトではどのユーザでもsuできてしまう。
セキュリティ向上のためにsuできるユーザを制限する。
許可したいユーザ
root
test1
test2
設定は次の通り。
まず、wheelグループにsuを許可するユーザを追加する。
/etc/groupを直接編集して、
suを許可したいユーザを/etc/groupのwheelにカンマ区切りで追記
# vi /etc/group
wheel:x:10:root,test1,test2
次に、設定を有効にするために、/etc/pam.d/suを編集して
以下の行をアンコメントする。
# vi /etc/pam.d/su
auth required /lib/security/$ISA/pam_wheel.so use_uid
以上で設定完了。
試しに許可されていないユーザからsuしてみると、
以下のメッセージが出力されて拒否される。
su: incorrect password