SUSE Linux, RedHat Linux で TCP のオプション機能であるウィンドウスケーリングを
有効/無効にする方法は次の通り。
まずは有効か無効かを確認する方法
# cat /proc/sys/net/ipv4/tcp_window_scaling
出力の意味は次の通り
1 有効
0 無効
1. 一時的な設定
この方法では OS 再起動時にウィンドウスケーリングは再び設定前に戻ります。
○無効にする
# echo "0" > /proc/sys/net/ipv4/tcp_window_scaling
○有効にする
# echo "1" > /proc/sys/net/ipv4/tcp_window_scaling
2. 恒久的な設定
この方法では OS 再起動時もウィンドウスケーリングの設定が反映されます。
SUSE Linux の場合
/etc/rc.d/boot.local に以下の行を追加します。
○無効にする
sysctl -w net.ipv4.tcp_window_scaling=0
○有効にする
sysctl -w net.ipv4.tcp_window_scaling=1
OS を再起動して反映
RedHat Linux の場合
/etc/sysctl.conf に以下の行を追加します。
○無効にする
net.ipv4.tcp_window_scaling = 0
○有効にする
net.ipv4.tcp_window_scaling = 1
OS を再起動して反映