NetScreenでフェールオーバ




○フェールオーバするトリガを設定する
トリガとしては次の3パターンがある
1.interface
 各インターフェースに重み付けをすることで様々な条件を設定可能
 各インターフェースがダウンした時に「重み」が合計されて、
 その合計がしきい値の255を超えるとフェールオーバする
 したがって、1つのインターフェースでもダウンしたらフェールオーバさせたい場合は、
 各インターフェースの重みを255に設定しておく

2.zone
 論理的な区切りであるzoneの生き死にをトリガにフェールオーバさせる

3.track IP
 ダイレクトコネクトのリンクダウンではなく、
 特定の宛先をpingによって監視し、その応答の有無によってフェールオーバのトリガとする
○通信に関する挙動
NetScreenではフェールオーバのペアで1つのバーチャルIPアドレスを使う
MACアドレスも1つのバーチャルMACアドレスを使う
したがって、物理MACアドレスは通信の際に現れることはない
また、バーチャルIPアドレスとは別に管理用のIPアドレスが設定可能で、
管理用のIPアドレスであればアクティブ・スタンバイの両方がアクセス可能