シェルスクリプト クォーテーション




・シングルクォーテーション

シングルクォーテーションの中は全て文字列として取り扱う。

# DATE=date
# echo '$DATE'
$DATE

# echo 'date'
date


・ダブルクォーテーション

ダブルクォーテーションの中に変数があれば変数を展開する。
ダブルクォーテーションの中にバッククォーテーションがあれば、その中も展開される。

# DATE=date
# echo "$DATE"
date

# echo "date"
date

$ を文字列として扱いたい場合は、エスケープシーケンスであるバックスラッシュを
$ の前に記載する。

# DATE=date
# echo "\$DATE"
$DATE


・バッククォーテーション

バッククォーテーションの中にコマンドがあれば、そのコマンドを実行した結果が展開される。
変数の場合は変数の中のコマンドを実行した結果が展開される。

# DATE=date
# echo `$DATE`
2007年 1月 1日 月曜日 10:10:45 JST

# echo `date`
2007年 1月 1日 月曜日 10:10:51 JST